JIA 日本建築家協会 全国大会京都2009 「京」の佇まい、、はんなりと --受け継がれる人と建築

お知らせ・レポート

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U-40建築家セミナー和歌山 日程が決まりました

2009年11月10日

台風のため延期になっておりました、乾久美子氏の和歌山の講演日程が決まりましたので、

お知らせいたします。

調整後の日程は、2010年2月10日(水)となりました。

詳しい内容は、こちらをご覧ください。

また、今週金曜日11月13日には、北海道で三分一博志氏による講演もありますので、

そちらもふるってご参加ください。 こちらまで

U-40建築家セミナー和歌山 延期のおしらせ

2009年10月 6日

U-40建築家セミナー和歌山
コアトーク in 和歌山2009 
参加申込者の皆様

                               (社)日本建築家協会和歌山地域会

平素は大変お世話になっております。
この度は、コアトークin和歌山2009に参加お申込いただき誠に有難うございました。

さて、ご承知の通り台風18号の接近により開催日当日(10月7日)は荒天が予想されています。
(本日現在、気象庁発表による)

主催者としては是非とも開催し多くの皆様と有意義な時間を過ごせればと考えておりましたが、
台風18号の接近に伴う様々なリスクを考慮いたしますと、10月7日開催については延期せざるを得ないと最終判断をいたしました。

つきましては、誠に恐縮ですが、10月7日のコアトークin和歌山2009は延期とさせていただきますので、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

なお、延期日程につきましては、後日改めてご案内申し上げます。

U-40建築家会議2009 vol.4【御礼】

2009年10月 4日

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こんにちは、"U-40建築家会議2009"を担当している

JIA近畿支部青年委員会の内藤です。


去る10/1のU-40建築家会議2009にお越しいただいた皆様、お疲れ様でした。

北は北海道、南は沖縄からと、文字通り全国からお集まりいただきました。

また会場にはオブザーバーの方々にも大勢お越しいただき、貴重なご意見を賜りました。

御礼申し上げます。

内容に関しましては、各自いろいろご意見があるかと思われますし、

当日の進行においても至らぬところもあったかと存じますが、

まずはU-40世代が全国大会に集まることから始まり、

今抱えている問題や建築家・建築界の今後について意見交流を図る

という目標は達成できたかと思われます。


会議後のオーバーナイトサロンにおいては

50名近くの大勢の方々にご参加いただき、会議の枠を取り払い、会場では出来なかった

話しが繰り広げられ、大いに交流していただきました。


我々青年委員会では今回の会議で学んだことを糧とし、

今後も皆様に情報発信していける様活動して参ります。


末筆ですが、この度の皆様のご助力、本当にありがとうございました。

青年委員会一同、改めて御礼申し上げます。

【 JIA近畿支部青年委員会 一同 】

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大会三日目 建築と子供たちネットワーク会議など

2009年10月 4日

こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。

今日は各エクスカーションが行われましたが、
みやこめっせや京都会館では、まだまだイベントが続いておりました。
25年賞シンポジウムやあかりコンペの公開審査、
それから建築と子供たちネットワーク会議やアーカイヴス会議・パネルディスカッションなど。
伝統建築や賛助会員などの建材メッセでも、セミナーが行われまして、
多数の方にご来場していただきました。
いよいよあと残すところ一日。
明日は、子供たちとつくる現代鉾のイベントです。
京都市内の子供たち総勢、100名が自分達の地域や学校の鉾を作って、岡崎のあたりを巡行いたします。朝から会場内でワークショップを行い、14時から巡行予定で、来場していただいた
方の投票により、グランプリを決定いたします。
大会のフィナーレイベントでもありますので、是非みなさんご覧ください。

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大会はじまりました!

2009年10月 2日

こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。

いよいよ大会がはじまりました。
各セミナーはもちろんのこと、
まずは、岸和朗氏×木村宗慎氏のトークイベント「京都から世界へ」、
U-40建築家会議などその他いろいろなイベントが開催され、
初日から大変な盛り上がりです。

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U-40建築家会議2009 vol.3

2009年9月28日

 

みんなで建築会議しませんか.jpg

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、"U-40建築家会議2009"を担当している

JIA近畿支部青年委員会の内藤です。


いよいよ3日後に迫ってきました、U-40建築家会議2009ですが、

皆様のご協力あり、「みんなで建築会議 しませんか」という主旨にご賛同いただき、

全国各地から大勢の方々に参加登録いただいています!

ありがとうございます。

遠方からお越しの方々もいらっしゃいますが、皆様くれぐれもお気をつけておいでください。

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U-40建築家会議2009 vol.2

2009年9月26日

こんにちは、"U-40建築家会議2009"を担当している

JIA近畿支部青年委員会の内藤です。


オーディエンスとしてご参加いただく、諸先輩の皆様ならびに一般参加の皆様へ。

どういったスタイルで当日の会議が進行するのか、

ご案内をさせていただきます。

***************************************

■テーマ別に、6つのテーブル席が会場中央に点在します。

■オーディエンスの方々の席は、会場の外周をぐるりと囲むように配置します。(予定)
 席の指定はありません。

■6つの場所(テーブル)で同時に議論を行いますので、
 もちろん会議中に移動くださっても結構ですし、
 それぞれの場所でどういった議論が進んでいるのか、
 積極的にご拝聴いただければ幸いです。

***************************************


今回のディスカッションの中心はU-40世代となりますが、

このU-40世代が今何を考え、疑問視し、何を課題と捉え、
どう進んでいくか、何を発信できるか。

世代を超えて、大勢の皆様にご覧いただきたく思います。

U-40建築家会議 イベント概要へ

 

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京都新聞に広告掲載されました

2009年9月26日

こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。

9月25日の京都新聞の夕刊に本大会(JIA全国大会京都2009)の広告が掲載されました。
(左側下段です)

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新聞掲載記事 20090925kyotoshinbun.pdf

このイベントは、全国の日本建築家協会員が京都にあつまり、建築に関するセミナー、シンポジウム、会議や展示が行われます。よって、多数は建築家なのですが、イベントのほとんどは一般の方もご参加して頂けるコンテンツとなっておりますので、建築に興味のある方や、建築の勉強をされている学生さん、建築に携わる方々などなど、是非ご参加いただきたく思っております。

特に、最終日(10/4)の子供たちがつくる現代鉾は、京都市内の小学生校(7校8チーム)が、私達建築家と夏休みから何度も何度も話し合い、作品の製作を行ってきました。その仕上げとなる作業を4日に行い、会場周辺において、「鉾巡行」を行います!子供たちは、それぞれの学校や地域の特色を生かしてとても個性的で子供ならではのすばらしい鉾を考えだしましたよ!是非、ご覧いただきたいです。

建築と子供たち 子供たちがつくる現代鉾イベント詳細

その他、京都と言えば「町家」。京都市最大規模の古い町家建築で、そこに伝わる伝統行事や暮らしぶりを維持しながら現在も生活を営まれている、杉本家当主の杉本秀太郎氏を迎えての基調講演やパネルディスカッションでは、京都の伝統文化をはんなりと感じ、今一度ゆるりと立ち止まって建築を通して京都の良さを再認識していただけるのではと思っています。
また、京都で活躍する建築家、文化人、伝統技能者などによる見逃せないイベントが多数あります。是非、ご来場ください。こころよりお待ちしております。

基調講演などのイベント一覧

日本旅行への支払締切は本日25日までです

2009年9月25日

こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。

本日9/25は、大会登録費用の日本旅行さんへの支払期限となっております。
みなさま、よろしくお願いします。

さて、大会もいよいよあと6日、一週間を切ってきました。
京都会でも、各イベントの準備や10/4に行われる子供たちとの鉾づくりの
準備など大忙しです。
ちまたでは、インフルエンザもあいかわらず流行しているようです。
みなさま、体調管理には気をつけるようにしましょう。

未来に残したい20世紀の建築 フライヤー

2009年9月24日

皆さん、こんにちは、「未来に残したい20世紀の建築」の担当の再生部会 柳沢伸也です。

いよいよ全国大会京都2009は、1週間後となりました。

10/2開催の「未来に残したい20世紀の建築」セミナーのフライヤーです。
このセミナーでは、、「既存建築(登録文化財を含む)を使い続けていくための諸制度の見直し」について意見書としてとりまとめを進めており、その内容にふれながら、「なぜ使い続けられない」のかを考えます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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【講    師】 磯 達雄 氏  株式会社フリックスタジオ取締役
【パネリスト】 鰺坂 徹 氏  再生部会部会長
         高橋ユリカ 氏  ジャーナリスト/世田谷市民大学・講師
         松隈 洋 氏  京都工芸繊維大学 教授


未来に残したい20世紀の建築の概要へ

U-40建築家セミナーinKOBE レポート

2009年9月22日

R0011402.JPGのサムネール画像

こんにちは、JIA近畿支部青年委員会の阿曽芙実です。

8/28(金)神戸のcafe fish!でU-40建築家セミナーが行われました。

第一部は中村拓志氏による「環境に応答する建築」をテーマにで語って頂きました。

第二部は中村拓志氏と神戸で活躍する若手の建築家の島田陽氏(タトアーキテクツ)、建築写真家の市川かおり氏、司会に都倉泰信氏(マンゴーデザイン・アンド・アーキテクト)にたっぷりとディスカッションして頂きました。

会場はセンターにしつらえたソファーコーナーを客席が360度取り囲み、ドリンクを片手にカジュアルな雰囲気の中、イベントが進行し、より一層会場が一体化し、盛り上がったと思います。

U-40建築家会議でも、様々な意見を投げかけ合い、建築を盛り上げて行きましょう。

U-40建築家会議概要へ


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メディア広報について

2009年9月18日

こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
今日は、広報関係のお知らせをします。

【新聞関係】
■京都新聞
9月25日(金)夕刊、1面下段に大会告知のPRを掲載いたします。

【テレビ】
■KBS京都
9月30日(水)10:30~「ぽじぽじたまご」生出演、道家、國吉、荒川
出演は11時前後の予定です。
15時から上記番組の再放送があります。
ただしこちらは、その日他に取り上げるような事件、事故などがあった場合、
放映されない可能性があります。

10月2日(金)17:30~「京プラス」
ニュースで取り上げられる予定です。
取材は、基調講演とパネルディスカッションを予定しています。

【ラジオ】
■FM京都
今週末から大会期間中、大会告知の60秒のスポットCMがランダムに流れます。
大会期間中は、以下の番組(パブリシティ)で取り上げられます。
ただし、内容については、変更がある場合があります。

①10月1日(木)「α-MORNING KYOTO(7時~11時)」10時35分頃
 →大会の概略と10月1日のイベント紹介
  ○事業委員会イベント「西陣の町屋再生とまちづくり」
  ○トークイベント「京都から世界へ」 他
②10月2日(金)「α-MORNING KYOTO(7時~10時)10時35分頃
 →大会の概要と10月2日のイベント紹介
  ○基調講演「町屋を生きる!
  ○パネルディスカッション「うるわし・ならわし・おもてなし」
③10月4日(日)「C'S NAVIGATION(9時~11時)」9時40分頃
 →大会の概要と10月4日のイベント
  ○子どもたちイベント「子どもたちが作る現代鉾」など

U-40建築家セミナーin和歌山のお知らせ

2009年9月17日

こんにちは、日本建築家協会近畿支部、青年委員会の柴本です。

所属は近畿支部和歌山地域会となります。

いよいよJIA全国大会京都2009まで2週間を切るところまできました。

8月の初旬から大阪をはじめ、各地で開催されて来たU-40建築家セミナーですが

10月7日(木曜日)に和歌山の地においても開催されます。

(和歌の浦アートキューブという施設での講演となっています。)

各地で精力的なご活躍をされている若手建築家の「乾 久美子様」に

講師をお願いさせていただいております。

私自身、大阪・神戸で開催された建築家セミナーにも出席をさせていただきましたが

それぞれの建築家ごとに非常に興味あるお話を聞かせていただきました。

今回もそれに負けず劣らずのお話を聞かせていただけると思っております。

まだ参加登録締め切り(9月28日)まで若干猶予がありますので

ふるってご参加のほどをお願いいたします。

詳細は全国大会京都2009のウェブページ中に掲載されています。

万葉の和歌にも詠まれたことのある和歌浦の地での開催となりますが、

風光明媚な場所なので、少し早い目にお着きになられて、景勝地を散策されるのも

いいのではないかと思います。

それでは10月7日にお会いできることを楽しみにしております。

U-40建築家会議 の概要ページへ

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U-40建築家会議2009 vol.1

2009年9月17日

こんにちは、"U-40建築家会議2009"を担当している

JIA近畿支部青年委員会の内藤です。

10/1(木)18:00~、京都会館 会議場にて開催されます、

"U-40建築家会議2009" での議題の候補をご紹介いたします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

① 若手建築家の活躍できるステージとその行く末

② 組織事務所と個人事務所、大都市と地方都市の設計事務所の将来

③ 若手同士のヨコ連携から見えてくるJIAの将来

④ 都市、景観とどう関わるか

⑤ 「家を創る・家を買う」の違いから見える住宅マーケット

⑥ 住宅から考える「建築の可能性」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が骨格となるテーマですが、

現在精査していますので、詳細な表現が変更となる場合があります。


また変更の際には随時ご案内いたします。

 

日本各地で活躍する若手建築家が一同に会し、次代を担う立場として、

建築家のあるべき姿について提言を行うことを目指した会議です。

 みなさま奮ってご参加ください。

 

これからも京都大会の最新情報を

アップしていきますので、QRコードを

読み取っていただき、ケイタイのお気に入りに

登録してください。

 

QRcode.png  

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続きを読む: U-40建築家会議2009 vol.1

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京唐紙(きょうからかみ)について

2009年9月16日

こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
京唐紙(きょうからかみ)って、みなさん御存じですか?
私は以前、ワークショップで版木を自分で彫って、実際刷ってみたことあります。
20061210.jpg
版木を厚く彫りこむのも大変なんですが、きれいに刷るのがまた難しい!
A4サイズの版木を寸分違えずに天地左右に刷り合わせていって、
模様を作り出していくわけですから、伝統技というのは本当に尊敬に値すると、
ワークショップを体験して思いました。

さて、今回の大会ではそんな伝統技の実演を実際にセミナーで
見ることができます。京唐紙(きょうからかみ)もありますよ。
京都ならではの伝統技能をご覧になって、日本の良き文化にふれて
いただけたらと思います。

10/3(土) 継承されてきた匠の技セミナー 京銘木・京漆喰・京瓦・京唐紙・京畳

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つぼつぼ-年代不詳栗梅色下地胡粉キラ入碁笥の形である。
茶方好みの柄同形の引き手があるが、指をかけるという機能と、
遊びの美意識が融けあった、見事な造形。
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細うず-裏千家好み 千家うずと言い習わしている。
9_tenjinkarakusa.jpg
天神唐草-よもぎ漉染 薄墨刷 薄墨で刷ることを月影という。

パネルディスカッション【西陣の町家再生とまちづくり】講師、パネラーのご紹介

2009年9月14日

京都会館 会議場で10月1日(木)13:00に催されます【西陣の町家再生とまちづくり】の講師・パネラーのご紹介をいたします

■講師 プロフィール

Sasaki.jpg  佐々木 雅幸氏(大阪市立大学大学院 創造都市研究科教授)

1949年生まれ。 京都大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士課程修了、京都大学博士(経済学)

1980年 大阪経済法科大学経済学部専任講師

1985年 金沢大学経済学部助教授

1992年 金沢大学経済学部教授

(1999年~2000年 ボローニャ大学客員研究員)

2000年 立命館大学政策科学部教授、

2003年  大阪市立大学大学院創造都市研究科教授

2006年 大阪市立大学都市研究プラザ所長を兼任

・受賞 

1999年度 金沢市文化活動賞

2003年度 日本都市学会賞 自著『創造都市への挑戦』に対して

 

■パネラー プロフィール

Asakura.jpg  朝倉 眞一氏((まちひろば計画工房主宰/京都市地域づくり推進課まちづくりアドバイザー)

1971年大阪市生まれ。  京都大学農学部林学科卒、同大学院農学研究科修了。

        京都芸術短期大学助手、都市計画コンサルタント研究員、

       (財)京都市景観・まちづくりセンターまちづくりコーディネーターを経て

2006年 まちひろば計画工房設立。

    京都市のまちづくりアドバイザー

    ~まちづくり全般に関するコンサルティング、地域住民による主体的な取組をサポートする立場から、町家の保全・再生、地域の活性化などのまちづくり活動に関わっている。 【関わる地域】京都市北区小野郷学区、京都市北区原谷地域、京都市右京区水尾学区、京都市右京区京北地域など

Kimura.jpg  木村 忠紀氏(大工棟梁、木村工務店代表)

1946年生まれ。大阪工業大学建築科卒。

1971年 木村工務店に入社し大工、監督に従事。

1973年 一級建築士事務所開設 大工、監督、設計に従事。兼務木村工務店

1987年 (株)木村工務店に改組、代表取締役に就任

Kohari.jpg  小針 剛氏(写真家、町家倶楽部事務局長)

1958年生まれ フリーカメラマン。

1984年 京都で撮影の仕事に携わる。

1995年 現在の西陣にある町家に転居。

    ~妙蓮寺・円常院住職の佐野氏の勧めもあり、町家への転居を希望して町中を自ら探す日々が続いた。その時に空き家の多さ、傷んだままになっている町家の多さに気づく。 転居をきっかけに多くの問い合わせがあり町家の持ち主と借りたい人の間を取り持つ(町の仲人)を始める。

1999年 京都・町家倶楽部ネットワークとして活動を広める。

    ~2009年現在(お見合い)と称して町家の再活用の実績は約200軒。その他、様々な家の相談を500~600件受けるに至る。本業の写真業としては、伝統工芸品や和装姿の撮影からイベントなどのライブ、風景、人物、町家から能役者の撮影まで多岐にわたり活躍中。

Nomura.jpg  野村 正樹氏(建築家、ローバー都市建築事務所代表)

1970年京都市生まれ。  同志社大学法学部卒業。

1995年 京都工芸繊維大学造形工学科卒業(西村征一郎研究室)

1995年 (株)NEO建築事務所勤務 

2000年 (有)ローバー都市建築事務所設立

2001年 (財)京都市景観・まちづくりセンター京町家専門相談員 

2002年 京都造形芸術大学 建築デザインコース非常勤講師 

2004年 (有)リストワール不動産設立

2005年 京都工芸繊維大学大学院 建築設計学専攻博士前期課程 修了

2005年 有限責任事業組合CRA(総合法律研究会)設立

2006年 (株)ローバー都市建築事務所 代表取締役

「西陣と町家再生とまちづくり」のイベント概要へ

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トークイベント「京都から世界へ」のご紹介

2009年9月12日

こんにちは、JIA京都会 全国大会広報委員の荒川晃嗣です。

私が担当する、トークイベント「京都から世界へ」-過去から未来を探し出すことーを紹介します。

皆さんは京都という町からどんなイメージを持たれるでしょうか?
恐らく「古都」、「伝統」、「寺の町」、「しきたり」、「保存」など古さを引きずる言葉を
イメージされるのではないでしょうか?
日本の中にあって、一番日本的で古い町ということから、極端な言い方をすると
「世界から一番遠いところ」という風に感じられるかも知れません。

ところがそうではないのです。

実は京都は「世界に一番近いところ」でもあるのです。
意外と思われるかも知れませんが、実はそうなのです。

普通、日本の各地から世界に向けて情報を発信したり、世界から情報を収集したりする場合、
「東京」というフィルターを通してやり取りしていることが多いと思います。
ところが京都では、直接世界に発信したり、世界から知識を集めることが
伝統的に行われて来ましたし、できる環境があると思います。
現に京都では、世界の最先端を走る企業や、世界に例のない特徴を持った企業が
たくさん本社を置いています。そして、大きくなっても本社を東京には移していません。
なぜそうなのか?なぜできるのか?
このトークイベントを聞いていただくと、きっとその答えが見つかると思います。

出演者は、建築家 岸 和郎氏と、茶道家 木村宗慎氏です。
お二人のプロフィールは、このHPのホームのページでトークイベントのフライヤーを
載せていますので、それをご覧ください。

岸和郎氏と木村宗慎氏のプロフィールを見る

KishiHeadshot.jpg建築家 岸 和郎氏

木村宗慎画像.jpg茶道家 木村宗慎氏


イベントの初めに、両者のバックグラウンドをイメージするスライドを、各自の説明を
聞きながら15分づつ程度見ます。
全く異なった世界の写真を見ることになると思いますが、両者からその象徴として
提示されたのが下の写真です。
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ルネサンスの建築家 フィリッポ・ブルネレスキの設計による「孤児養育院」
イタリア・フィレンツェ 撮影 岸 和郎


如庵 撮影・蛯子真 01.jpg
織田信長の実弟である織田有楽斎が京都に建造した国宝の茶室「如庵(じょあん)」
現在は愛知県犬山市の有楽苑に移築されている 撮影 蛭子 真


これらの異なった写真をぶつけ合うことからトークイベントは始まります。
両者から提示される異なった世界の写真は、それがストレートパンチであったり、
アッパーカットであったりするわけです。時にはボディーブローが入ったり
するかもしれません。さながら「知のボクシング」となりそうです。

おもしろそうでしょう?
皆さま是非、10月1日(木)17:00に京都会館第2ホールにお越しください。
お待ちしております。

「京都から世界へ」イベント概要へ

パネルディスカッション【西陣の町家再生とまちづくり】のご紹介

2009年9月 9日

みなさま、こんにちは。事業委員会の水野浩です。

わたしたちが、企画するパネルディスカッション「西陣の町家再生とまちづくり」を
紹介させて頂きます。

20090909nishijin.jpg

フライヤー ←(クリックすると大きな画像で見る事が出来ます PDF1.8Mb)

【日時】10月1日(木)13:00~16:30 

【会場】京都会館 会議場

【入場】無料 

【講師】佐々木 雅幸氏(大阪市立大学大学院 創造都市研究科教授)

【予定パネラー】 朝倉眞一氏(まちひろば計画工房主宰)
          木村忠紀氏(大工棟梁:木村工務店代表)
          小針剛氏(写真家 町家倶楽部事務局長)
          野村正樹氏(建築家、ローバー都市建築事務所) 

 西陣は、古くから西陣織の産地として栄えた町で、古くからの伝統的木造建築が多く残り、美しい景観を形成してきました。
 しかし、生活様式の変化や町家の老朽化などにより、近年、空き家などが目立ちはじめ、伝統的木造建築は、建て売り住宅やマンションに建替えられつつあります。
 京都市では、平成19年の京都市景観計画の策定と共に景観計画区域の指定や形態制限を行っていますが、伝統的木造建築群の景観保存や活用には、永い時間がかかると思われます。
 さて、今ここ西陣では、どの様なコトが起こっているのでしょう。私たち近畿支部事業委員会では、パネルディスカッション「西陣の町家再生とまちづくり」を企画すると共に、実際の西陣を、写真家で西陣町家にお住まいの小針氏の案内で訪ねてみました。

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閑静な住宅街に位置する町家利用のCafeです。ここ数年来の町家ブームでこの様なお店は
全国の旧市街地、至る所で目にする事ができます。
さて、京都西陣での特色は?

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路地を入った貸し長屋です。様々なアーティストがギャラリーや工房兼住居として借りられています。「町家倶楽部」ではこの様に、家主さんと、町家や"まち"を愛する借り主さんを繋いでいるのですネ。 
西陣の町家は、西陣織りの広い工房があったので、他の町家と違いアーティストや職人さん達にとって使い勝手が良いそうです。
建築形体からの文化の継承と言えるかも。
 家賃が安いのも魅力。パネラーの建築家:野村氏も研究室として借りておられます。

「町家倶楽部」http://www.machiya.or.jp/

 

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銭湯を再利用したCafeです。天井高の高い空間や絵付けタイルを旨く利用されています。銭湯経営が厳しくなったら、収益マンションにしてしまいましょうなんて構図は、良く聞かれますが、西陣の場合は違った様です。 さて、ナゼでしょう。

つづきは、パネルディスカッションにて。

【パネルディスカッション】

 京都・西陣で町家を、工房や住居等に活用したいアーティストと家主さんをつなぐシステムづくりをめざす町家倶楽部ネットワークの活動などを通して、地域と住民のコミュニティに根付いた町家再生と活用例を話し合うパネルディスカッションを行います。

 外から与えられた画一的な考え方や手法によるのではなく、その場所固有の文化資源を生かして、住民自らが主体的に取り組むまちづくりの方法を探ります。


 



 

 

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25年賞シンポジウムのお知らせ

2009年9月 8日
JIA25年賞シンポジウム/『時空を超える建築』


はじめに

JIA25 年賞は今年で第9 回目を迎えます。JIA は以前から多様化する価値基準の中で建築が果たすべき本質的な役割をあらためて確認するとともに、次世代につながる建築のあり方を提示することを活動の目的としてきました。生まれたばかりの建築を評価する賞が多いなか、JIA25 年賞はその建築が社会資産としてどれだけの歴史を築けてきたか、また、その建築の命を持続させるために関係者がどれだけの努力をして来たのかということを問うているのです。
サステナビリティが叫ばれている現代に於いて、本賞の価値を広く一般にも周知していきたいとの主旨から、本年も昨年に引き続き大会にてシンポジウムを開催致します。今年のシンポジウムではJIA25年賞の設立意義を確認しつつ、建築と時間との意味を格調高く纏められればと考えています。

JIA25年賞シンポジウム
日 時:2009年10月3日(土)10:00~12:00
会 場:みやこメッセ 特別展示場B(定員100名)

9:30 開場
10:00-10:45 基調講演『時間の中の建築、建築の中の時間』 松隈洋氏
10:45-12:00 シンポジウム『時空を超える建築』

パネリスト:松隈 洋 氏(京都工芸繊維大学/教授)
      : 山名善之 氏(東京理科大学/准教授)
コーディネーター:小川広次(小川広次建築設計事務所/建築家)

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パネリスト
松隈 洋 氏
(京都工芸繊維大学/教授)
パネリスト:山名善之 氏
(東京理科大学/准教授)
コーディネーター:小川広次
(小川広次建築設計事務所
/建築家)

昨年はシンポジウムのテーマを『建築の評価と顕彰のあり方』として、日本近代建築史家である大川三雄氏(日本大学教授)に『顕彰制度の歩みとJIA25年賞の意義』と題して基調講演をお願いしました。制度としての顕彰と具体的な作品選考に関する考え方等を「時間」という概念を隠されたテーマとして、各々立場の異なるパネリストに活発に議論をして頂きました。他のパネリストは、編集者としてご活躍されている石堂威氏(元、新建築・GA JAPAN 編集長)、建築家を代表して表彰委員会で委員長を務められている横河健氏にお願いしました。
今年はさらに核心に触れるような企画としました。シンポジウムのテーマは、ずばり「時空を超える建築」です。基調講演として「時間の中の建築、建築の中の時間」をテーマとして松隈洋氏(京都工芸繊維大学/教授)にご講演頂きます。近代建築以降、現代建築までの工業化以降の建築と、それ以前のいわゆる「建築家なしの建築」との、つくり方の根本的な違いや現代建築の課題などについてお話しを伺い、そうした中からJIA25年賞の意味を探っていきます。
その後、山名善之氏(東京理科大学/准教授)をパネリストに加え、ル・コルビュジェ設計の上野の国立西洋美術館及びこれに対面する前川国男氏設計の東京文化会館やその周辺で生じている様々な現実の問題にスポットライトをあて、「文明の記憶装置」であるはずの建築が置かれている現代日本の社会状況も含め活発な議論を尽くしたいと願っています。コーディネーターである私も積極的に参加し、現実の問題と建築家の関わり方や次世代につながる建築物のあり方をJIA25年賞の意味も含めて皆さんと考えて行きたいと思っています。
近代建築は歴史遺産と成り得るのか。
継承すべき建築を次の世代に伝える方法とは。

いま我々が獲得すべき強き「意思」とは何なのか。

最新版 大会タイムスケジュール(9月7日現在)

2009年9月 8日

皆様こんにちは、京都会 実行委員会 広報委員の後藤直子です。

9月7日現在で、大会タイムスケジュールを更新しています。

会員対象のプログラムで若干の時間変更等をしました。会員の方々はダウンロードをしてご確認ください。

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尚、一般の方がご参加していただけるプログラムについては、変更はありません。多数のご参加をお待ちしております。

イベントフライヤー続々できています!

2009年9月 4日

こんにちは、京都会 実行委員会 広報委員の後藤直子です。

最近の京都は朝晩はすっかり涼しくなって来ましたが、日中はまだ蒸し暑い日がありますが、時折吹く風は肌に涼しく秋の匂いを感じます。

さて、大会イベントの詳細など大詰めになり、当日皆様にお配りするパンフレットもほぼ確定してきました。

イベントによってはフライヤーを作ってPRしているものもございますので、まとめて一度ご紹介いたします。

★画像をクリックすると大きくなります。

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■大会フライヤー

これは大会フライヤーです。大会のテーマ「京」の佇まい・・はんなりと -受け継がれる人と建築-が決まって、最初にできたフライヤーです。テーマにあったイメージ、色、想いをこの1枚で表現しました。京都の碁盤の目がモチーフで、京都の中心部を囲むように流れる賀茂川が時の流れを表現し、古代紫のグラデーションに赤や黄色がはんなり感を出しています。製作の方には何度も何度も手直しをしていただき大変お手数をおかけしたのですが、インパクトもありとてもいいフライヤーになったと自負しています。大会にはこれを大きく引き伸ばして使用する予定です。


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■京都から世界へ

これは、大会の初日、第2ホールで行われる始めてのイベント、「京都から世界へ」です。
このイベントは、京都を拠点に活動し、海外でも高い評価の建築家岸和郎氏と茶の湯を通して精神や美意識、空間論までも思考する茶道家木村宗慎氏のトークバトルです。両氏のバックグラウンドとなる建築物を背景に今までにない視点でのトークが繰り広げられます。
詳しくはイベント詳細


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■継承されてきた匠の技セミナー

このイベントは3日間にわたって連続で毎日ゲストをかえて行われます。
京数奇屋や京漆喰、京唐紙・・。日本の文化を支える伝統的技能を間近で見ることができる機会はあまりありません。是非ご参加を。1日50名の定員ですので事前にお申し込み下さるとお席の確保ができます。
詳しくはイベント詳細


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■JIA25年賞シンポジウム
詳しくはイベント詳細


20090904flyer8.jpg
■「BIMの現状と展望」
詳しくはイベント詳細

大会登録延長しました!! 9/17日まで

2009年9月 2日

こんにちは、京都会実行委員会の岡田です。

いよいよ大会まであと1ヶ月をきってしまいました。

関係者のみなさんは、準備にお忙しいことと思います。

さて、大会登録の締め切りを延長しまして、9月17日までとしました。

登録がまだのかたは、お早めにどうぞ!!

大会タイムスケジュール表を掲載!

2009年8月29日

こんにちは、京都会実行委員会の岡田です。

大会イベントのみやすいスケジュール表ができました。

登録がまだなかた、イベント間を渡り歩きたいかた、

ぜひご利用ください。今月配信される会報誌「建築家」にも掲載いたしますので、

よろしくお願いします。

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子供たちがつくる現代鉾 ワークショップリポート05 御所南小学校5年生

2009年8月 9日

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2009 8/3(MON)
13:00  御所南小学校「現代鉾」制作初日です。工作、研究に興味のある10名の五年生
チームです。
     挨拶をしてから、お互い自己紹介をした後、イベントの概要、目的、JIAのことについ
て知ってもらうために、軽くお話をしました。
13:20  まずは御所南小学校とはどんなところか、学校の特徴、または、学校付近につ
     いて自分たちが思っていることを自由に発表してもらいました。意見が減って
     きたところで、次に京都についてまた、自由に意見を上げてもらいました。積
     極的に意見を言う子達ばかりだったので、予定より時間がかかりました。なか
     なか京都の町について詳しく、関心しました。
14:20  ある程度何を取り入れるか見えてきたところで、パーツがあらかじめかいてあ
     るA3の用紙に各自思いのまま、絵を描いてもらいました。
14:40  自分の絵が出来上がった人から発表してもらいました。小学生らしい作品なが
     らも、細かい部品等を取り入れて、それぞれユニークな作品に仕上げていまし
     た。
14:50  発表を終えてから、面白かった作品を上げてもらい、そこから全員の作品の共
     通点をあげました。学校のシンボルマークについては、たくさんの意見が上
     がっていました。
15:15  今日一日を通しての質問をし、次回(6日)までにもう一度スケッチをしてく
     ることと、材料のイメージを膨らましてくるという宿題をだし、本日は終了し
     ました。


2009 8/6(THU)
13:00  「現代鉾」制作2日目です。まず、前回のおさらいから入りました。前回の内容
     を思い出してもらったところで、宿題としてだしていた自分の考えたデザインと
     材料のイメージを一人ずつ発表してもらいました。模型を作ってきた子もおり、
     この企画に対するやる気が感じられました。
13:40  一通りの発表が終わったところで、2チームに分かれてもらい、チームでひとつ
     の鉾を考えてもらうことにしました。大まかな部分はまとまっていたものの、ど
     ちらのチームも細かい部分で意見がまとまらず、もめていました。
14:30  なかなかチーム内でデザインのめどがつきそうになかったので、両チーム共発表
     に移りました。発表中も対立してしまい、進む気配がなかったので、我々が誘導
     していく形でデザインを決めていくことにしました。主に、細部をどうするか、
     絵を描きつつ話し合いました。
15:00  誘導効果が出て、デザイン案がほぼ確定しました。ただ、まだつめられてないと
     ころが残ってしまったので、もう一度こちらと学校側で日程を調節し、集まるこ
     とにしました。
15:30  最後に当日までの流れと準備などの説明をして本日は終了しました。


report by 長谷川渉(JIA京都会)、谷口七海(インターンシップ研修生)

U-40建築家セミナーinFUKUOKA レポート

2009年8月 9日

日本建築家協会近畿支部の青年委員会の岡田良子です。

U-40セミナーの2回目が、8/7(金)、大光電機福岡スタジオコアで、五十嵐淳氏をお迎えして行われました。
第一部は、五十嵐氏のセミナー「ローカルな必然性より生まれる、新しい普遍性について」というテーマで作品や活動について語っていただきました。
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二部は、モデレーターの鮎川氏を中心に、九州を拠点に活動している若手建築家のみなさんと五十嵐さんを囲んでのパネルディスカッションを行いまして、会場からも活気のある質疑も飛び交い、盛況なセミナーとなりました。
今回のイベントは近畿支部主催でありながら、JIA九州支部のみなさまにご協力をいただきまして、定員60名のところ、100名以上の申し込みをいただき、立ち見客がでてしまうほどの盛り上がりぶりで、ご協力いただきましたJIAの九州支部のみなさまには、大変感謝しております。ありがとうございました。
この盛り上がりをぜひ、本大会のU-40建築家会議にも生かしていけたらと思っています。

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子供たちがつくる現代鉾 ワークショップリポート04 高倉小学校

2009年8月 8日

8月4日(火)

鉾のタイトル テーマを決めるのに結構な時間を取りました。
担当してくださった先生が、「子供たちに決めさせてください」というタイプの先生でしたので、議長も子供たちから選び、全員納得してから進む形となりました。 出てきた意見の殆どが学校に関すること、最新の設備を持つ学校自慢でした。
実際、私の娘が通った地元の小学校と比較して、同じ公立でこの差はどうなん、と思うほどの差があります。
  ・ 新しい学校
  ・ 校章の桜と星
  ・ 伝統の表現としての京都弁
は外せないということになり
   
         「新桜星鉾どすえ」   というタイトルになりました。
  
その後、このテーマで各自にアイデアをスケッチしてもらい発表会をして終了しました。
自分たちの自慢の学校を鉾にすると決まった時点で、統合前の旧五学区を形で表現し、その合体として現高倉小学校を作るという美しいストーリー(不純な大人の考え)を思い浮かべましたが、  誘導するまでもなく、多くの子供たちからその提案がありました。

8人8様の提案がありましたが、特筆すべきは、鉾のシルエット形に関しては8日共一切ぶれることなく鉾であったことです。
ここに伝統文化の深さというか、京都のど真ん中の山鉾町に暮らす子供たちのDNAを見た気がしました。
現代鉾であろうが、学校であろうが、鉾と名が付けばこれ以外は無いのです。
スタッフ一同、高倉小学校の子供がつくる鉾は、これやなと納得しました。


8月6日(木)

先日決めたことの確認から始めました。
・ 鉾の形は伝統的な形とする。
・ 旧5学区を表現する。    額の中の絵として
                    搭として
                    車輪の絵として
・ 屋根が開く  今の学校の屋内プールの屋根が開閉するので
・ 校章(桜と星)を表現する
 
その後の話し合いで(形にするための多少のリード含む)
・ 形は伝統を重んじ、素材で新しさを表現する
・ 当日までに全員でちまき(予算の関係でビニールテープ製)をつくり、巡航寺に撒く等のアイデ  アも追加し、以下にまとめました。

1 形は伝統的な形 
2 5本の搭が立ち、屋根の中が見える仕掛けをする。
3 竹竿の先端と正面の妻面に校章を付ける。
4 側面その一には高倉祭りの絵を張る。
5 側面その二には扇子の絵を張る。
6 後ろ面には手作りちまきを貼り付ける。
7 鉾の屋根や壁は現代的な素材で仕上る。金属的、ラメ、ニス、スプレー、木、鏡、等
8 ちまきと高倉祭りの絵は子供たちが事前に準備する。 材料は支給する
               

以上楽しい打合せでした。

report by 小田裕美   

U-40 建築家セミナー in OSAKAの御礼。

2009年8月 6日

日本建築家協会近畿支部の眞野サトルです。

8/4に石上純也氏をお迎えして行われました表記のセミナーにたくさんのご来場いただきまして

誠にありがとうございました。

第一・二部含め熱いディスカッションが出来て大変な盛り上がりでした。

今後続きます→福岡、神戸、横浜、和歌山、札幌などのセミナーもとても楽しみですね。

トピックな若手建築家のパワーをもらった気がしました。

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継承されてきた匠の技セミナー 一般申し込み受付

2009年8月 6日

日本文化を支える<伝統的技能>。桂離宮の昭和大修理や近年の和風迎賓館建設に於いて、それは見事に発揮されました。
今大会は4日間にわたり、諸分野の匠の技の出展と3日間のセミナーを予定しています。
JIA会員外の一般の方も参加ができます。
予約制となっておりますので、事前にお申し込みいただきますようお願いします。

申込はこちら 

大会イベントのCPD単位が決まりました

2009年7月31日

事務局です。

大会イベントのCPD(継続職能研修)単位が決まりました。
当サイトへの反映はもう少しお待ち下さい。

下記URLの「CPD認定プログラムの一覧」には掲載されています。
https://jaeic-cpd.jp/cpd_prg_list.php

京都府で2009/10/-1 2009/10/4で検索をかけると便利です。

U-40 建築家セミナー in OSAKA

2009年7月31日

こんにちは、JIA近畿支部青年委員会の眞野サトルです。

いよいよ、4日後に迫りました石上純也氏を迎えて行う「u-40 建築家セミナー in OSAKA」。

申込みは本日7/31締め切りとなっています。

そして第二部で行われますパネルディスカッションのメンバーを発表したいと思います。

コーディネーターとして

長田直行氏(ICU、奈良女子大准教授)をお迎えし、

パネラーは

石上純也氏、

荒木公樹氏(空間計画・JIA)、

荒谷省午氏(荒谷省午建築研究所・JIA)、

所千夏氏(アトリエCK・JIA)

松富謙一氏(CASEまちづくり研究所)

の5名です。

石上氏に対してどのような切り口でセッションを行うのか非常に楽しみなところです。

時間があれば質問も受付けれると思いますのでその準備も怠りなくお越し下さい。

当日は先着順ですでに定員も超えていますので良い席はお早めに。。。

http://www.jia-kyoto.org/taikaikyoto2009/event/ev_seminar/2009/06/u-40.html


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JIA U-40建築家セミナーの作品パネル展示が始まりました

2009年7月31日

JIA U-40建築家セミナー&作品パネル展示

事務局の木田です。

表記のセミナーは今注目を浴びている若手建築家の基調講演とそのテーマに基づいたパネルディスカッションを開催します。また会場ではJIAKINKIU-40設計コンペティション六甲山展望台の応募作品展を併催します。
大阪会場での展示が始まりました。展示は8月4日までDAIKO ライティング・コア大阪で行います。

・セミナー
【日時】2009年8月4日(火)18:00~20:10
【会場】DAIKO ライティング・コア大阪(※学生参加不可)
大阪市中央区高麗橋3-2-7高麗橋ビル
【講師】石上純也氏(建築家)
【テーマ】「自作について」
【パネル展示】7/30-8/4:セミナー会場にて

P7300010.JPGのサムネール画像のサムネール画像

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あかりコンペのお知らせ

2009年7月30日

京都実行委員会の岡田です。
JIAと大光電機共催で開催している「建築家のあかりコンペ」が今年で3回目を迎えます。
今年も全国大会開催中に公開審査を行いますが、現在コンペ参加者のエントリーを受け付けております。
JIA会員のみなさま、ふるってご参加くださいませ。
申込締切日:2009年8月17日
詳しくはこちらをご覧ください
あかりコンペ詳細はこちら

U-40建築家セミナーinFUKUOKA

2009年7月29日

こんにちは、JIA近畿支部青年委員会の岡田です。

福岡で開催されるU-40建築家セミナーのお知らせです。

一部ではメインゲストとして、五十嵐淳氏に講演頂き、

二部では司会に鮎川透氏(環・設計工房 代表取締役)、パネラーに
  松山将勝さん(松山建築設計室)
  平瀬有人さん(佐賀大学准教授)
  古森弘一さん(古森弘一建築設計事務所)
  井出健一郎さん(リズムデザイン)
をお迎えします。

日時:8月7日(金)18:00〜 
開催場所:DAIKO スタジオ・コア福岡。(申込みは8月5日まで)
講演会は無料。懇親会は2000円となっております。

みなさま、ぜひご参加ください。

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大会参加登録申し込み開始しました! 【大会エントリー方法】

2009年7月25日

こんにちは。京都会実行委員会からのお知らせです。

本日7月25日0:00より、エントリサイトにおいて大会参加申し込みを開始しました。
すでにアクセスして頂き、エクスカーションのお申し込みも頂いております。誠にありがとうございます。

20090725entry1.gif
大会エントリーサイト https://apollon.nta.co.jp/jia/

申し込み方法について少しご説明させて頂きます。

●このサイトではまずID登録をしていただく必要があります。
サイトにアクセスして頂き、右上の「ログイン」ボタンをクリックして、あとは画面の指示に従って個人情報等の入力をお願いします。

●ID登録が済んだら、「参加登録」をしてください。(画面左側メニューの「参加登録」ボタンをクリック)こちらで大会登録、エクスカーション申込み、セミナー申し込み、お弁当申し込みができます。

※必要事項を記入・チェックし、一番下の「登録(参加登録を終わる)」ボタンをクリックで、登録・予約が完了し、確認メールが届きます。
20090725entry3.gif
※後で、変更・取り消しが可能です。

●大会登録は、大会に参加して頂く全ての会員の方必要です。(登録料 ¥10,000)

●有料プログラム(エクスカーション、レセプションパーティー、お弁当、ホテル予約)をご利用の方で、賛助会員、会員事務所員、同伴者の方は各人登録が必要です。サイトにエントリーしてください。
  賛助会員 登録料 ¥10,000
  JIA会員事務所員・同伴者 ¥5,000

※参加登録の画面の会員種別で選択できるようになっています。  
20090725entry2.gif  

●ホテルの予約は画面左側メニューの「ホテル予約」で予約できます。大会会場周辺のホテルをピックアップしていますので、ご覧ください。

●申し込みとお支払いは別になります。お申し込みの後、受付の確認メールが届きます。内容をご確認の上期日までに「お支払い」をしてください。(画面左側メニューの「お支払い」ボタンをクリック)
お支払い方法は、クレジットカード決済、銀行振込、クレジットカード情報をFAXの3種から選べます。詳しくは お支払い方法についてをご参照ください。

●エントリーについてのお問い合わせ先

   ㈱日本旅行 京都四条支店 大会デスク 
   〒600-8006
   京都市下京区四条通柳馬場西入ル
   ニッセイ四条柳馬場ビル2階
   TEL:(075)223-2311 FAX:(075)221-1726
   E-mail:kyoto_ecdesk@nta.co.jp
   営業時間:平日09:30~17:30(土日祝休業)
   担当者:西澤 直基 石田 直美 栗田 槙也

では、皆様のご参加を心より、お待ち申し上げます。

【重要】まもなく大会参加登録申し込み開始します!

2009年7月24日

皆様、こんにちは、京都会実行委員会からのお知らせです。

お待たせいたしました!まもなく大会参加登録申し込み開始します!
(7月25日(土) 0:00amオープン予定です。)

参加登録申し込みURLにアクセスして、大会登録、エクスカーションやセミナー、ホテルの予約等の申込を行ってください。

****************************************
登録申込申し込みURL
https://apollon.nta.co.jp/jia/
****************************************

※登録申込申し込みURLは外部サイトになります。URLをクリックすると別ウインドウが開きます。
※サイトの左側のメニュー「参加登録」ボタンをクリックで登録ができますが、まずは、画面右上の"「ログイン」"をクリックして、個人情報等の入力を行いID登録を行ってください。

では、よろしくお願い致します。


JIA U-40建築家セミナー 開催のごあいさつ

2009年7月23日

これからの建築・建築家・建築界をともに考えよう。

今、大変注目を浴びている若手建築家による連続セミナーを、全国6カ所にて開催することになりました。ゲスト建築家による講演を中心に、そのテーマをふまえたパネルディスカッションを各地域を代表する若手建築家を交えて行い、若い世代の建築家から見たこれからの建築・建築家・建築界をともに考えていこうとするものです。各会場では併せて、昨年開催した「第1回JIA KINKI U-40 設計コンペティション-六甲山上の展望台-」応募作品の展示も行う予定です。若手建築家の提案する様々な「展望台」を、ぜひご覧いただければと思います。なお、JIA全国大会京都2009内10月1日(木)18:00~20:30に、京都会館会議場にて「U-40建築家会議2009」を開催しますので、ぜひご参加ください。

日本建築家協会近畿支部青年委員会委員長 長尾 健

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U-40建築家セミナーinKOBE

2009年7月22日

こんにちは、JIA近畿支部青年委員会の阿曽芙実です。

全国大会プレイベントであるU-40建築家セミナーが神戸でも行われます。

一部ではメインゲストとして、中村拓志氏に講演頂き、

二部では司会に都倉泰信氏(マンゴーデザインアーキテクツ)、

パネラーに島田陽氏(タトアーキテクツ)、市川かおり氏(写真家)を招いて
大騒ぎしようと計画しております。

日時:8月28日(金)18:30〜 
場所:Cafe Fishにて。(申込みは8月21日まで)
講演会は無料。懇親会は2000円となっております。

今までの建築のイベントとは少し違う思考をこらしておりますので、
是非、参加してください。

U40建築家セミナーinKOBE .pdf

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8月よりU-40建築家セミナーを開催!(プレイベント)

2009年7月 7日

こんにちは、JIA近畿支部青年委員会の岡田です。
8月から開催されます全国大会プレイベントのU-40建築家セミナーがいよいよはじまります。
まずはじめに、8月4日(火)大阪にて、石上純也氏による講演が開催されます。
申込は7月31日までで、参加は無料となっておりますので、ぜひみなさんご参加ください。

今注目を浴びている若手建築家による連続セミナーを全国各地にて実施します。
若手建築家の基調講演を中心にそのテーマに基づいたパネルディスカッションも各地域を代表する若手建築家を交えて行い、若い世代の建築家から見たこれからの建築・建築家・建築界を掘り下げていきます。

さらに昨年実施した「第1回JIA KINKI U-40設計コンペティション-六甲山展望台-」への応募作品パネルの全国巡回展も併催します。ぜひこの機会にご参加頂き、これからの建築界を感じてください。

セミナー参加希望者は、申込書にご記入いただき、ファックスいただくか、メールにてお名前・会社名・住所・電話番号・懇親会参加の有無を明記のうえ、お申し込みください。定員を超す応募の場合は、抽選とさせていただきます。
FAX(06)6222-6252 E-MAIL:event@lighting-daiko.co.jp

開催日時:2009年8月4日(火)定員100名
基調講演:18:00~19:00
パネルディスカッション:19:10~20:10
開催場所:DAIKO ライティング・コア大阪
大阪市中央区高麗橋3-2-7高麗橋ビル

講師:石上純也氏(建築家)
テーマ:「自作について」

開催日時:2009年8月7日(金)定員60名
基調講演:18:00~19:10
パネルディスカッション:19:20~20:20
開催場所:DAIKO スタジオ・コア福岡
福岡市中央区白金2-15-52
講師:五十嵐淳氏(建築家)
テーマ:「ローカルな必然性より生ま
れる、新しい普遍性について」
開催日時:2009年8月28日(金)定員150名
基調講演:18:30~19:35
パネルディスカッション:19:45~20:40
開催場所:Cafe Fishi!(カフェ・フィッシュ)
神戸市中央区波止場町2番8号
講師:中村拓志氏(建築家)
テーマ:「環境に応答する建築」

主催/JIA神戸地域会
    大光電機
開催日時:2009年9月19日(土)
基調講演:18:30~19:45
パネルディスカッション:20:00~20:45
開催場所:BankART Studio MYK
横浜市中区海岸通3-9

講師:佐藤淳氏(構造家)
テーマ:

開催日時:2009年10月7日(火)定員100名
基調講演:18:30~20:00
開催場所:和歌の浦アートキューブ
和歌山市和歌浦南3丁目10番1号
講師:乾久美子氏(建築家)
テーマ:「近作について」

主催/JIA和歌山地域会
    大光電機
開催日時:2009年11月13日(金)
基調講演:18:30~19:45
パネルディスカッション:20:00~20:45
開催場所:DAIKOライティング・コア札幌
札幌市中央区南2条西8丁目2-2
講師:三分一博志氏(建築家)
テーマ:「地球のディテール」
★各会場では、基調講演・パネルディスカッション終了後、講師を囲んでの「懇親会」の開催を予定しています。   ※ご注意)大阪、福岡、札幌につきましては、定員数の関係上、学生のみなさまにはご遠慮いただきますようお願いいたします。

主催:社団法人日本建築家協会近畿支部青年委員会/大光電機株式会社
協力:社団法人日本建築家協会九州支部/北海道支部/関東甲信越支部神奈川地域会/
                    近畿支部兵庫地域会/近畿支部和歌山地域会

このセミナーに関するお問い合わせは...
大光電機株式会社/広報部まで TEL(06)6222-6250

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U-40 建築家セミナー 全国7都市で開催

2009年5月30日

昨年実施した「JIA KINKI U-40 コンペティション 六甲山上の展望台」の
全国巡回展示とそれに併催して、今注目を浴びている若手建築家による講演を行います。
テーマに基づいたトークイベントを各地域の若手建築家を交えて行い
若い世代から見たこれからの建築、建築家、建築界を掘り下げていきます。
詳しい日程、場所については、近々おしらせいたしますので、お楽しみに...

7月から9月にかけて、札幌、大阪、福岡、神戸、和歌山、横浜、京都(全国大会)
にて実施予定

●主催
(社)日本建築家協会近畿支部青年委員会
大光電機株式会社

●協力
(社)日本建築家協会北海道支部
(社)日本建築家協会関東甲信越支部神奈川地域会
(社)日本建築家協会近畿支部兵庫地域会
(社)日本建築家協会近畿支部和歌山地域会
(社)日本建築家協会九州支部

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