お知らせ・レポート
お知らせ・レポート > 2009年9月
いよいよ明日!会場設営してます
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
大会まであと1日となりました。
今日は午後から、出展者の設営がはじまりました。
賛助会員のみなさん、京都の伝統建材メッセのみなさん、
JIA会員のみなさんや事務局が総出で、展示の準備をしました。
いよいよ大会本番まじかということで、最後までみなさん、
手を抜かず展示設営におおわらわです。
18時にはやっと設営が完了しまして、明日の準備が整いました。
明日は午前中から臨時総会などがあります。
また、伝統建築セミナーは大変人気で、立ち見が出るかもしれませんので、
席の確保はお早めに...
では、みなさんとお会いできることを楽しみにしております。
いよいよあと二日!!総合受付お間違いのないように!!
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
大会まであと2日となりました。
さて、今回の大会会場は、道路挟んだ京都会館とみやこめっせの
2か所となっているんですが、会場に到着されたJIA会員のみなさんは、
まず最初に、京都会館の第二ホールロビーの総合受付にお越しください。
そちらでまず、大会受付をすましていただいてから、
各イベント会場へ向かっていただきたいと思います。
10/1および10/2は、受付は9:00から開始しております。
受付でお渡しするものは、大会パスとプログラムやその他が入った
コングレスキットをお渡しする予定です。
もちろん大会登録は当日も受付ておりますので、ファックスWEBで
登録が間に合わなかったかたは、当日受付でお待ちしております。
<注意>一般の方が参加される場合は、 登録の必要はございませんので、直接会場にお越しください。
会場案内
U-40建築家会議2009 vol.3
こんにちは、"U-40建築家会議2009"を担当している
JIA近畿支部青年委員会の内藤です。
いよいよ3日後に迫ってきました、U-40建築家会議2009ですが、
皆様のご協力あり、「みんなで建築会議 しませんか」という主旨にご賛同いただき、
全国各地から大勢の方々に参加登録いただいています!
ありがとうございます。
遠方からお越しの方々もいらっしゃいますが、皆様くれぐれもお気をつけておいでください。
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U-40 設計コンペ「六甲山上の展望台」全応募作品展示
いよいよあと三日!!
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
大会まであと3日となりました。
会員のみなさんは、ご準備お忙しいことと思います。
京都会も今日が最後の全体準備委員会でして、
明日からは会場設営や本格的な準備に入っていきます。
さて、週刊天気予報によりますと、
10/1 は曇り/晴れ、10/2は残念ながら雨、10/3は曇り、
そして10/4は曇り/晴れとなっております。
京都も朝夕は涼しくなっておりますが、日中は日が照ると半袖
の方が過ごしやすかったりします。
夜は肌寒い日もありますので、軽く羽織る上着は必要かもしれませんね。
1日の気温差がある時季ですので、くれぐれもみなさん
風邪を引かないように注意しましょう。
U-40建築家会議2009 vol.2
こんにちは、"U-40建築家会議2009"を担当している
JIA近畿支部青年委員会の内藤です。
オーディエンスとしてご参加いただく、諸先輩の皆様ならびに一般参加の皆様へ。
どういったスタイルで当日の会議が進行するのか、
ご案内をさせていただきます。
***************************************
■テーマ別に、6つのテーブル席が会場中央に点在します。
■オーディエンスの方々の席は、会場の外周をぐるりと囲むように配置します。(予定)
席の指定はありません。
■6つの場所(テーブル)で同時に議論を行いますので、
もちろん会議中に移動くださっても結構ですし、
それぞれの場所でどういった議論が進んでいるのか、
積極的にご拝聴いただければ幸いです。
***************************************
今回のディスカッションの中心はU-40世代となりますが、
このU-40世代が今何を考え、疑問視し、何を課題と捉え、
どう進んでいくか、何を発信できるか。
世代を超えて、大勢の皆様にご覧いただきたく思います。
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京都新聞に広告掲載されました
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
9月25日の京都新聞の夕刊に本大会(JIA全国大会京都2009)の広告が掲載されました。
(左側下段です)
新聞掲載記事 20090925kyotoshinbun.pdf
このイベントは、全国の日本建築家協会員が京都にあつまり、建築に関するセミナー、シンポジウム、会議や展示が行われます。よって、多数は建築家なのですが、イベントのほとんどは一般の方もご参加して頂けるコンテンツとなっておりますので、建築に興味のある方や、建築の勉強をされている学生さん、建築に携わる方々などなど、是非ご参加いただきたく思っております。
特に、最終日(10/4)の子供たちがつくる現代鉾は、京都市内の小学生校(7校8チーム)が、私達建築家と夏休みから何度も何度も話し合い、作品の製作を行ってきました。その仕上げとなる作業を4日に行い、会場周辺において、「鉾巡行」を行います!子供たちは、それぞれの学校や地域の特色を生かしてとても個性的で子供ならではのすばらしい鉾を考えだしましたよ!是非、ご覧いただきたいです。
その他、京都と言えば「町家」。京都市最大規模の古い町家建築で、そこに伝わる伝統行事や暮らしぶりを維持しながら現在も生活を営まれている、杉本家当主の杉本秀太郎氏を迎えての基調講演やパネルディスカッションでは、京都の伝統文化をはんなりと感じ、今一度ゆるりと立ち止まって建築を通して京都の良さを再認識していただけるのではと思っています。
また、京都で活躍する建築家、文化人、伝統技能者などによる見逃せないイベントが多数あります。是非、ご来場ください。こころよりお待ちしております。
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日本旅行への支払締切は本日25日までです
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
本日9/25は、大会登録費用の日本旅行さんへの支払期限となっております。
みなさま、よろしくお願いします。
さて、大会もいよいよあと6日、一週間を切ってきました。
京都会でも、各イベントの準備や10/4に行われる子供たちとの鉾づくりの
準備など大忙しです。
ちまたでは、インフルエンザもあいかわらず流行しているようです。
みなさま、体調管理には気をつけるようにしましょう。
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未来に残したい20世紀の建築 フライヤー
皆さん、こんにちは、「未来に残したい20世紀の建築」の担当の再生部会 柳沢伸也です。
いよいよ全国大会京都2009は、1週間後となりました。
10/2開催の「未来に残したい20世紀の建築」セミナーのフライヤーです。
このセミナーでは、、「既存建築(登録文化財を含む)を使い続けていくための諸制度の見直し」について意見書としてとりまとめを進めており、その内容にふれながら、「なぜ使い続けられない」のかを考えます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【講 師】 磯 達雄 氏 株式会社フリックスタジオ取締役
【パネリスト】 鰺坂 徹 氏 再生部会部会長
高橋ユリカ 氏 ジャーナリスト/世田谷市民大学・講師
松隈 洋 氏 京都工芸繊維大学 教授
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U-40建築家セミナーinKOBE レポート
こんにちは、JIA近畿支部青年委員会の阿曽芙実です。
8/28(金)神戸のcafe fish!でU-40建築家セミナーが行われました。
第一部は中村拓志氏による「環境に応答する建築」をテーマにで語って頂きました。
第二部は中村拓志氏と神戸で活躍する若手の建築家の島田陽氏(タトアーキテクツ)、建築写真家の市川かおり氏、司会に都倉泰信氏(マンゴーデザイン・アンド・アーキテクト)にたっぷりとディスカッションして頂きました。
会場はセンターにしつらえたソファーコーナーを客席が360度取り囲み、ドリンクを片手にカジュアルな雰囲気の中、イベントが進行し、より一層会場が一体化し、盛り上がったと思います。
U-40建築家会議でも、様々な意見を投げかけ合い、建築を盛り上げて行きましょう。
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大会登録について(エクスカーション受付終了)
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
昨日9/17をもちまして、WEB上での登録を締切ました。
大会登録は当日専用デスクにてお申込み及びお支払をお願いします。
締切後の、大会登録についての詳しい内容は、近畿事務局(TEL06-6229-3371)までおたずねください。
エクスカーションにつきましては、受付を終了させていただきましたのでご了承くださいませ。
メディア広報について
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
今日は、広報関係のお知らせをします。
【新聞関係】
■京都新聞
9月25日(金)夕刊、1面下段に大会告知のPRを掲載いたします。
【テレビ】
■KBS京都
9月30日(水)10:30~「ぽじぽじたまご」生出演、道家、國吉、荒川
出演は11時前後の予定です。
15時から上記番組の再放送があります。
ただしこちらは、その日他に取り上げるような事件、事故などがあった場合、
放映されない可能性があります。
10月2日(金)17:30~「京プラス」
ニュースで取り上げられる予定です。
取材は、基調講演とパネルディスカッションを予定しています。
【ラジオ】
■FM京都
今週末から大会期間中、大会告知の60秒のスポットCMがランダムに流れます。
大会期間中は、以下の番組(パブリシティ)で取り上げられます。
ただし、内容については、変更がある場合があります。
①10月1日(木)「α-MORNING KYOTO(7時~11時)」10時35分頃
→大会の概略と10月1日のイベント紹介
○事業委員会イベント「西陣の町屋再生とまちづくり」
○トークイベント「京都から世界へ」 他
②10月2日(金)「α-MORNING KYOTO(7時~10時)10時35分頃
→大会の概要と10月2日のイベント紹介
○基調講演「町屋を生きる!
○パネルディスカッション「うるわし・ならわし・おもてなし」
③10月4日(日)「C'S NAVIGATION(9時~11時)」9時40分頃
→大会の概要と10月4日のイベント
○子どもたちイベント「子どもたちが作る現代鉾」など
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U-40建築家セミナーin和歌山のお知らせ
こんにちは、日本建築家協会近畿支部、青年委員会の柴本です。
所属は近畿支部和歌山地域会となります。
いよいよJIA全国大会京都2009まで2週間を切るところまできました。
8月の初旬から大阪をはじめ、各地で開催されて来たU-40建築家セミナーですが
10月7日(木曜日)に和歌山の地においても開催されます。
(和歌の浦アートキューブという施設での講演となっています。)
各地で精力的なご活躍をされている若手建築家の「乾 久美子様」に
講師をお願いさせていただいております。
私自身、大阪・神戸で開催された建築家セミナーにも出席をさせていただきましたが
それぞれの建築家ごとに非常に興味あるお話を聞かせていただきました。
今回もそれに負けず劣らずのお話を聞かせていただけると思っております。
まだ参加登録締め切り(9月28日)まで若干猶予がありますので
ふるってご参加のほどをお願いいたします。
詳細は全国大会京都2009のウェブページ中に掲載されています。
万葉の和歌にも詠まれたことのある和歌浦の地での開催となりますが、
風光明媚な場所なので、少し早い目にお着きになられて、景勝地を散策されるのも
いいのではないかと思います。
それでは10月7日にお会いできることを楽しみにしております。
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京都の夜は... vol.1
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
大会まであと2週間となりました。
さて、今回の大会に参加していただくJIA会員のみなさんから、京都の夜で手頃なお店を
紹介してもらえないかという問い合わせが実行員会の方にも届いております。
実はもうすでに、実行委員会ではお店をピックアップをして、当日配布するプログラムの中に
盛り込んではいるんですが、京都はなんといっても日本有数の観光地。
目星のお店というのは、1か月前から予約がいっぱいというのもざらです。
特に、10月は繁忙期になりますので、事前にそのいくつかを抜粋してご紹介しようと思います。
■手頃な居酒屋編
萬'燕楽
祇園の真ん中にある居酒屋さんです。京都らしい雰囲気が味わえて、しかも手頃です。
まんざら亭
京都で展開する居酒屋チェーン店ですが、手頃な飲み放題のコースもあって、
宴会を企画されているグループにはいいかもしれません。
がんこ
こちらは関西で展開する居酒屋チェーン店。関西に住んでいて、この店の
名前を知らない人はいません。二条あたりの店は、ロケーションもお値段も手ごろです。
■京都らしいおばんざいのお店
御料理めなみ
おばんざいを出してくれるお店。器のセレクトも素敵です。遠方から人が来た時に特に案内すると喜ばれます。
■知る人ぞ知る居酒屋
若松家(酒屋) 要予約(予約が取れないことが多いのでだめな場合はすみません。)
実はここは、普通の酒屋さんです。その一角で、酒屋さんの店主が作った料理を食べながら、
お店にに並んでいるお酒を飲むという、男っぽいコース料理が食べれる角打です。(蟹とか鱧しゃぶ、すき焼きなど)料理が4000~5000円で、飲み代は酒屋価格です。
いつも予約でいっぱいなので、今回は無理でもまたの機会にどうぞ。
京都府京都市下京区七条通烏丸西入西境町166
075-371-0095
U-40建築家会議2009 vol.1
こんにちは、"U-40建築家会議2009"を担当している
JIA近畿支部青年委員会の内藤です。
10/1(木)18:00~、京都会館 会議場にて開催されます、
"U-40建築家会議2009" での議題の候補をご紹介いたします。
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① 若手建築家の活躍できるステージとその行く末
② 組織事務所と個人事務所、大都市と地方都市の設計事務所の将来
③ 若手同士のヨコ連携から見えてくるJIAの将来
④ 都市、景観とどう関わるか
⑤ 「家を創る・家を買う」の違いから見える住宅マーケット
⑥ 住宅から考える「建築の可能性」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が骨格となるテーマですが、
現在精査していますので、詳細な表現が変更となる場合があります。
また変更の際には随時ご案内いたします。
日本各地で活躍する若手建築家が一同に会し、次代を担う立場として、
建築家のあるべき姿について提言を行うことを目指した会議です。
みなさま奮ってご参加ください。
これからも京都大会の最新情報を
アップしていきますので、QRコードを
読み取っていただき、ケイタイのお気に入りに
登録してください。
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京唐紙(きょうからかみ)について
こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
京唐紙(きょうからかみ)って、みなさん御存じですか?
私は以前、ワークショップで版木を自分で彫って、実際刷ってみたことあります。
版木を厚く彫りこむのも大変なんですが、きれいに刷るのがまた難しい!
A4サイズの版木を寸分違えずに天地左右に刷り合わせていって、
模様を作り出していくわけですから、伝統技というのは本当に尊敬に値すると、
ワークショップを体験して思いました。
さて、今回の大会ではそんな伝統技の実演を実際にセミナーで
見ることができます。京唐紙(きょうからかみ)もありますよ。
京都ならではの伝統技能をご覧になって、日本の良き文化にふれて
いただけたらと思います。
10/3(土) 継承されてきた匠の技セミナー 京銘木・京漆喰・京瓦・京唐紙・京畳
つぼつぼ-年代不詳栗梅色下地胡粉キラ入碁笥の形である。
茶方好みの柄同形の引き手があるが、指をかけるという機能と、
遊びの美意識が融けあった、見事な造形。
細うず-裏千家好み 千家うずと言い習わしている。
天神唐草-よもぎ漉染 薄墨刷 薄墨で刷ることを月影という。
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パネルディスカッション【西陣の町家再生とまちづくり】講師、パネラーのご紹介
京都会館 会議場で10月1日(木)13:00に催されます【西陣の町家再生とまちづくり】の講師・パネラーのご紹介をいたします
■講師 プロフィール
佐々木 雅幸氏(大阪市立大学大学院 創造都市研究科教授)
1949年生まれ。 京都大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士課程修了、京都大学博士(経済学)
1980年 大阪経済法科大学経済学部専任講師
1985年 金沢大学経済学部助教授
1992年 金沢大学経済学部教授
(1999年~2000年 ボローニャ大学客員研究員)
2000年 立命館大学政策科学部教授、
2003年 大阪市立大学大学院創造都市研究科教授
2006年 大阪市立大学都市研究プラザ所長を兼任
・受賞
1999年度 金沢市文化活動賞
2003年度 日本都市学会賞 自著『創造都市への挑戦』に対して
■パネラー プロフィール
朝倉 眞一氏((まちひろば計画工房主宰/京都市地域づくり推進課まちづくりアドバイザー)
1971年大阪市生まれ。 京都大学農学部林学科卒、同大学院農学研究科修了。
京都芸術短期大学助手、都市計画コンサルタント研究員、
(財)京都市景観・まちづくりセンターまちづくりコーディネーターを経て
2006年 まちひろば計画工房設立。
京都市のまちづくりアドバイザー
~まちづくり全般に関するコンサルティング、地域住民による主体的な取組をサポートする立場から、町家の保全・再生、地域の活性化などのまちづくり活動に関わっている。 【関わる地域】京都市北区小野郷学区、京都市北区原谷地域、京都市右京区水尾学区、京都市右京区京北地域など
木村 忠紀氏(大工棟梁、木村工務店代表)
1946年生まれ。大阪工業大学建築科卒。
1971年 木村工務店に入社し大工、監督に従事。
1973年 一級建築士事務所開設 大工、監督、設計に従事。兼務木村工務店
1987年 (株)木村工務店に改組、代表取締役に就任
小針 剛氏(写真家、町家倶楽部事務局長)
1958年生まれ フリーカメラマン。
1984年 京都で撮影の仕事に携わる。
1995年 現在の西陣にある町家に転居。
~妙蓮寺・円常院住職の佐野氏の勧めもあり、町家への転居を希望して町中を自ら探す日々が続いた。その時に空き家の多さ、傷んだままになっている町家の多さに気づく。 転居をきっかけに多くの問い合わせがあり町家の持ち主と借りたい人の間を取り持つ(町の仲人)を始める。
1999年 京都・町家倶楽部ネットワークとして活動を広める。
~2009年現在(お見合い)と称して町家の再活用の実績は約200軒。その他、様々な家の相談を500~600件受けるに至る。本業の写真業としては、伝統工芸品や和装姿の撮影からイベントなどのライブ、風景、人物、町家から能役者の撮影まで多岐にわたり活躍中。
野村 正樹氏(建築家、ローバー都市建築事務所代表)
1970年京都市生まれ。 同志社大学法学部卒業。
1995年 京都工芸繊維大学造形工学科卒業(西村征一郎研究室)
1995年 (株)NEO建築事務所勤務
2000年 (有)ローバー都市建築事務所設立
2001年 (財)京都市景観・まちづくりセンター京町家専門相談員
2002年 京都造形芸術大学 建築デザインコース非常勤講師
2004年 (有)リストワール不動産設立
2005年 京都工芸繊維大学大学院 建築設計学専攻博士前期課程 修了
2005年 有限責任事業組合CRA(総合法律研究会)設立
2006年 (株)ローバー都市建築事務所 代表取締役
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トークイベント「京都から世界へ」のご紹介
こんにちは、JIA京都会 全国大会広報委員の荒川晃嗣です。
私が担当する、トークイベント「京都から世界へ」-過去から未来を探し出すことーを紹介します。
皆さんは京都という町からどんなイメージを持たれるでしょうか?
恐らく「古都」、「伝統」、「寺の町」、「しきたり」、「保存」など古さを引きずる言葉を
イメージされるのではないでしょうか?
日本の中にあって、一番日本的で古い町ということから、極端な言い方をすると
「世界から一番遠いところ」という風に感じられるかも知れません。
ところがそうではないのです。
実は京都は「世界に一番近いところ」でもあるのです。
意外と思われるかも知れませんが、実はそうなのです。
普通、日本の各地から世界に向けて情報を発信したり、世界から情報を収集したりする場合、
「東京」というフィルターを通してやり取りしていることが多いと思います。
ところが京都では、直接世界に発信したり、世界から知識を集めることが
伝統的に行われて来ましたし、できる環境があると思います。
現に京都では、世界の最先端を走る企業や、世界に例のない特徴を持った企業が
たくさん本社を置いています。そして、大きくなっても本社を東京には移していません。
なぜそうなのか?なぜできるのか?
このトークイベントを聞いていただくと、きっとその答えが見つかると思います。
出演者は、建築家 岸 和郎氏と、茶道家 木村宗慎氏です。
お二人のプロフィールは、このHPのホームのページでトークイベントのフライヤーを
載せていますので、それをご覧ください。
建築家 岸 和郎氏
茶道家 木村宗慎氏
イベントの初めに、両者のバックグラウンドをイメージするスライドを、各自の説明を
聞きながら15分づつ程度見ます。
全く異なった世界の写真を見ることになると思いますが、両者からその象徴として
提示されたのが下の写真です。
ルネサンスの建築家 フィリッポ・ブルネレスキの設計による「孤児養育院」
イタリア・フィレンツェ 撮影 岸 和郎
織田信長の実弟である織田有楽斎が京都に建造した国宝の茶室「如庵(じょあん)」
現在は愛知県犬山市の有楽苑に移築されている 撮影 蛭子 真
これらの異なった写真をぶつけ合うことからトークイベントは始まります。
両者から提示される異なった世界の写真は、それがストレートパンチであったり、
アッパーカットであったりするわけです。時にはボディーブローが入ったり
するかもしれません。さながら「知のボクシング」となりそうです。
おもしろそうでしょう?
皆さま是非、10月1日(木)17:00に京都会館第2ホールにお越しください。
お待ちしております。
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エクスカーション5「嵐山コース」写真を追加します!
皆様、こんにちは、JIA京都会の志村公夫です。
ここ数日で京都はすっかり涼しくなりました。朝は寒いと感じるくらいです。
さて、エクスカーション5の嵐山コースですが、写真を追加いたします!
宝厳院(ほうごんいん)の庭園は紅葉の名所として有名なのですが、今回の大会には、ちょっと早いのでご覧いただけずに残念なのですが、通常非公開である書院と茶室は特別にご覧頂くことができるチャンスです。是非、ご参加ください!
宝厳院門
宝厳院 書院
書院
茶室青嶂軒
茶室無畏庵
椹の網代
※エクスカーションお申し込みへ 申し込みは9/17まで延長されましたので、エクスカーションを追加で申し込むことが可能です。お待ちしております!
パネルディスカッション【西陣の町家再生とまちづくり】のご紹介
みなさま、こんにちは。事業委員会の水野浩です。
わたしたちが、企画するパネルディスカッション「西陣の町家再生とまちづくり」を
紹介させて頂きます。
フライヤー ←(クリックすると大きな画像で見る事が出来ます PDF1.8Mb)
【日時】10月1日(木)13:00~16:30
【会場】京都会館 会議場
【入場】無料
【講師】佐々木 雅幸氏(大阪市立大学大学院 創造都市研究科教授)
【予定パネラー】 朝倉眞一氏(まちひろば計画工房主宰)
木村忠紀氏(大工棟梁:木村工務店代表)
小針剛氏(写真家 町家倶楽部事務局長)
野村正樹氏(建築家、ローバー都市建築事務所)
西陣は、古くから西陣織の産地として栄えた町で、古くからの伝統的木造建築が多く残り、美しい景観を形成してきました。
しかし、生活様式の変化や町家の老朽化などにより、近年、空き家などが目立ちはじめ、伝統的木造建築は、建て売り住宅やマンションに建替えられつつあります。
京都市では、平成19年の京都市景観計画の策定と共に景観計画区域の指定や形態制限を行っていますが、伝統的木造建築群の景観保存や活用には、永い時間がかかると思われます。
さて、今ここ西陣では、どの様なコトが起こっているのでしょう。私たち近畿支部事業委員会では、パネルディスカッション「西陣の町家再生とまちづくり」を企画すると共に、実際の西陣を、写真家で西陣町家にお住まいの小針氏の案内で訪ねてみました。
閑静な住宅街に位置する町家利用のCafeです。ここ数年来の町家ブームでこの様なお店は
全国の旧市街地、至る所で目にする事ができます。
さて、京都西陣での特色は?
路地を入った貸し長屋です。様々なアーティストがギャラリーや工房兼住居として借りられています。「町家倶楽部」ではこの様に、家主さんと、町家や"まち"を愛する借り主さんを繋いでいるのですネ。
西陣の町家は、西陣織りの広い工房があったので、他の町家と違いアーティストや職人さん達にとって使い勝手が良いそうです。
建築形体からの文化の継承と言えるかも。
家賃が安いのも魅力。パネラーの建築家:野村氏も研究室として借りておられます。
「町家倶楽部」http://www.machiya.or.jp/
銭湯を再利用したCafeです。天井高の高い空間や絵付けタイルを旨く利用されています。銭湯経営が厳しくなったら、収益マンションにしてしまいましょうなんて構図は、良く聞かれますが、西陣の場合は違った様です。 さて、ナゼでしょう。
つづきは、パネルディスカッションにて。
【パネルディスカッション】
京都・西陣で町家を、工房や住居等に活用したいアーティストと家主さんをつなぐシステムづくりをめざす町家倶楽部ネットワークの活動などを通して、地域と住民のコミュニティに根付いた町家再生と活用例を話し合うパネルディスカッションを行います。
外から与えられた画一的な考え方や手法によるのではなく、その場所固有の文化資源を生かして、住民自らが主体的に取り組むまちづくりの方法を探ります。
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25年賞シンポジウムのお知らせ
JIA25年賞シンポジウム/『時空を超える建築』 |
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JIA25年賞シンポジウム 日 時:2009年10月3日(土)10:00~12:00 会 場:みやこメッセ 特別展示場B(定員100名) 9:30 開場 10:00-10:45 基調講演『時間の中の建築、建築の中の時間』 松隈洋氏 10:45-12:00 シンポジウム『時空を超える建築』 パネリスト:松隈 洋 氏(京都工芸繊維大学/教授) : 山名善之 氏(東京理科大学/准教授) コーディネーター:小川広次(小川広次建築設計事務所/建築家) |
パネリスト 松隈 洋 氏 (京都工芸繊維大学/教授) |
パネリスト:山名善之 氏 (東京理科大学/准教授) |
コーディネーター:小川広次 (小川広次建築設計事務所 /建築家) |
昨年はシンポジウムのテーマを『建築の評価と顕彰のあり方』として、日本近代建築史家である大川三雄氏(日本大学教授)に『顕彰制度の歩みとJIA25年賞の意義』と題して基調講演をお願いしました。制度としての顕彰と具体的な作品選考に関する考え方等を「時間」という概念を隠されたテーマとして、各々立場の異なるパネリストに活発に議論をして頂きました。他のパネリストは、編集者としてご活躍されている石堂威氏(元、新建築・GA JAPAN 編集長)、建築家を代表して表彰委員会で委員長を務められている横河健氏にお願いしました。 今年はさらに核心に触れるような企画としました。シンポジウムのテーマは、ずばり「時空を超える建築」です。基調講演として「時間の中の建築、建築の中の時間」をテーマとして松隈洋氏(京都工芸繊維大学/教授)にご講演頂きます。近代建築以降、現代建築までの工業化以降の建築と、それ以前のいわゆる「建築家なしの建築」との、つくり方の根本的な違いや現代建築の課題などについてお話しを伺い、そうした中からJIA25年賞の意味を探っていきます。 その後、山名善之氏(東京理科大学/准教授)をパネリストに加え、ル・コルビュジェ設計の上野の国立西洋美術館及びこれに対面する前川国男氏設計の東京文化会館やその周辺で生じている様々な現実の問題にスポットライトをあて、「文明の記憶装置」であるはずの建築が置かれている現代日本の社会状況も含め活発な議論を尽くしたいと願っています。コーディネーターである私も積極的に参加し、現実の問題と建築家の関わり方や次世代につながる建築物のあり方をJIA25年賞の意味も含めて皆さんと考えて行きたいと思っています。 近代建築は歴史遺産と成り得るのか。 継承すべき建築を次の世代に伝える方法とは。 いま我々が獲得すべき強き「意思」とは何なのか。 |
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最新版 大会タイムスケジュール(9月7日現在)
皆様こんにちは、京都会 実行委員会 広報委員の後藤直子です。
9月7日現在で、大会タイムスケジュールを更新しています。
会員対象のプログラムで若干の時間変更等をしました。会員の方々はダウンロードをしてご確認ください。
尚、一般の方がご参加していただけるプログラムについては、変更はありません。多数のご参加をお待ちしております。
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エクスカーション参加申込状況報告+ご紹介(9月7日10時現在)
皆様こんにちは、京都会 実行委員会 広報委員の後藤直子です。
京都の文化に学ぶエクスカーションですが、多数のお申し込み、ありがとうございます。申し込み定員になったコースもありますので、 ご報告いたします。
(○)余裕があります (▲)残りわずかです (×)定員になり締め切りました
0.お茶屋コースA(▲)
0.お茶屋コースB ← 申し訳ありません。中止になりました
0.お茶屋コースC(○)
1.町家コース(×)
2.大徳寺・西陣コース(×)
3.東山コース(×)
4.南禅寺コース(×)
5.嵐山コース (▲)
6.伏見コース(○)
7.大山崎コース(×)
7.特別追加大山崎コース(×)
8.松花堂コース(○)
9.寺院修理現場コース(○)
10.町家体験コース(○)
まだ余裕のあるコースの中で、詳しいコースのご案内を作成いたしましたので、お申し込みを迷っていらっしゃる方、お申し込みがまだの方はどうそ、ご参考にしてくださいね。
普通のツアーではきないような体験や、情報、建築家の私達ならではの視点でご案内させて頂きたいと思っています。
6.伏見コース(10月3日(土) 9:00 ~ 12:30)
伏見といえばお酒! 幻の古酒が試飲できます。300年以上続く酒蔵の見学や、十石船体験。歴史とお酒の当時を思わせる町並みを堪能してください。
伏見のお酒と町並みではんなりしたい方はコチラ
8.松花堂コース(10月3日(土)9:00 ~ 13:00)
松花堂といえば、「松花堂弁当」ですよね。その由来となった松花堂の美しい茶室をめぐります。
10.町家体験コース(10月3日(土) 10:00 ~ 16:30)
杉本家(すぎもとけ)は10月2日の大会式典で基調講演をされる杉本秀太郎氏が住んでおられる町家で、ご家族が住みながら昔の姿を留めている貴重な町家です。丁寧な暮らしぶりは、磨き揚げられら床や手入れの行き届いた庭に住み手の想いを感じます。コース名のとおり、町家での生活を疑似体験する感じです。手作りの京料理(家庭料理)や香道体験も。
エクスカーション6「伏見コース」のご紹介
皆さんこんにちは。JIA京都会の加藤泰彦です。
エクスカーション6「伏見コース」のご紹介を伏見在住の加藤がさせて頂きます。最後に伏見のオススメスポット、飲食店もご紹介させていただきます。
伏見の町並み風景です
伏見で古くからの創業の一つである月の桂(株)増田徳兵衛商店(創業1675年)で酒米、酒造りの話しを聞き、酒蔵を見学します。
また、改修出来たての建物(町家)で各銘柄と、とりわけ幻の古酒(約10年物)を試飲出来ます。とってもまろやかで酒好きにはたまりません。
月の桂の各銘柄の即売会も予定しております。
古酒の焼き物たる
その後、十石船(木造船)にて伏見の酒蔵を遊覧しながら、旧伏見港に建つ美しい三栖閘門
1929(昭和4年)築の仕組みの見学(閘門記念館)と、閘門の展望台(地上12m)から戊申の役、最大の激戦であった鳥羽伏見の戦いがあった伏見が一望出来ます。
伏見名物の十石舟(じっこくぶね) 十石舟は、江戸時代に伏見の酒や米、および人を大坂に運ぶための、宇治川派流から宇治川・淀川を航行する輸送船としていたのがはじまりです。
三栖閘門の展望台からの景色をお楽しみください。戊申の役、最大の激戦であった鳥羽伏見の戦いがあった伏見が一望出来ます!
三栖閘門
解散後はその他坂本龍馬襲撃場の寺田屋、戊申の役渦中となった伏見奉行所跡の碑(幕府軍の陣)、御香宮(薩摩藩の陣)などを巡ってもよし、伏見の酒を楽しんでもよしです。
酒蔵をリフォームしたお店などがあり、昼食に伏見の酒が楽しめます。
寺院等の建築物の見学とは少し変わった楽しみが出来ると思います。
是非、伏見の町並みと伏見の酒をお楽しみ下さい!
★解散後の伏見のオススメスポット
・寺田屋(坂本龍馬暗殺未遂の地)
・伏見奉行所址石碑
・御香宮
★解散後の伏見のオススメ飲食店
・月の蔵人 http://www.19an.com/kurabito/index.html
・鳥せい http://www.torisei.com/
・黄桜カッパカントリー http://www.kizakura.co.jp/ja/chokuei/country/
・油長(カウンターのみで伏見の酒のきき酒が出来ます) http://www.aburacho.co.jp/
・十二屋 http://www.19an.com/jyuuniya/index.html
※エクスカーション6伏見コースの概要へ
※エクスカーションお申し込みへ 申し込みは9/17まで延長されましたので、エクスカーションを追加で申し込むことが可能です。お待ちしております!
エクスカーション8「松花堂コース」のご紹介
こんにちは。JIA京都会の志村公夫です。エクスカーションを担当しています。
エクスカーション8松花堂コースのご紹介をさせて頂きます。この松花堂コースの解説者は、松花堂の茶室の施工監理をされた建築家の安井清氏です。
さて、
「松花堂」といえば、皆さんはまず「松花堂弁当」を思い浮かべられると思うのですが、今回訪れる「松花堂」と「松花堂弁当」は深く結びついています。
まずは、以下をご一読下さい。
方丈の茶室「松花堂」
京都市の南西に位置する男山の石清水八幡宮の境内には江戸末期まで数十の坊があり社僧が住んでいました。
江戸初期の寛永年間(1624~1644)に活躍した松花堂昭乗(しょうかどう しょうじょう)は寛永の三筆に数えられる文化人です。
社僧であった松花堂昭乗の滝本坊には書院や茶室があり多くの文人墨客が訪れていました。
小堀遠州、本阿弥光悦など多数の文化人と交友がありました。
松花堂昭乗が男山の泉坊に建てた方丈と書院と小堀遠州の作といわれる庭園が再現されて八幡市の史跡が「松花堂」となっています。
松隠
園内の竹類は上田弘一郎博士、椿は渡辺武博士の指導によるもので、千葉から山桃の巨木を移植し、宮崎の金明竹、高知の蓬莱竹も移植され多くの珍しい竹のある庭園になっています。
庭園には宇治川の石が用いられ、書院の玄関は桃山城の遺構とといわれ、梅の間、柳の間、奥の間、と続き、主室の間に至ります。
主室の間
主室の間は後陽成天皇、孝明天皇が行幸された玉座の間であり九畳敷で間口二間の床の間、上段の間に違い棚、帳台構えをそなえ内法長押、天井長押、折上げ格天井の本格的な書院作りです。
茶室は中村昌生博士の指導により松隠、梅隠、竹隠の3棟の茶室が作られています。小堀遠州が男山の滝本坊に作った閑雲軒(松隠)と千宗旦好みの四畳半茶室(梅隠)を再現しています。
梅隠
梅隠は四畳半の茶室の外に土間の内露地が作られています。中潜りから入る内露地には蹲踞が作られており貴人口から四畳半の茶室に入ります。茶室の床の間は珍しい土床です。
竹隠
また東京の永野重雄氏の四畳半茶室の写し(竹隠)が建てられています。
昭和45年に松花堂美術館が新築され、大阪万国博覧会の第二会場として常陸宮殿下をお迎えして開館し、内外に広く知られるところとなりました。
八幡町制から八幡市制に引き継がれるときに関係者の協力によって、八幡市の公園になり今日に至っています。
さて、松花堂の茶室や庭園のご説明をさせていただいたところで、「松花堂弁当」について話は戻します。上記を読んでいただいて、社僧であり文化人であった松花堂昭乗(しょうかどう しょうじょう)たる人物が登場したのですが、名前のごとく松花堂は松花堂昭乗(しょうかどう しょうじょう)が隠居所として構えたものでした。
「松花堂弁当」のお弁当箱は、正方形で四つに区切られていますね。この箱は、もともとは農家の種子入れだったそうなのですが、それを松花堂昭乗が隠居場「松花堂」で煙草盆や絵の具入れに使っていたそうなのです。
昭和8年に、吉兆の創業者・湯木貞一が、松花堂昭乗の旧跡での茶会に出向いた際、ある部屋の隅に置いてあるこの箱をみつけ、それを弁当箱に考案されたそうです。これが、「松花堂弁当」の始まりです。
松花堂弁当の詳細は、私達が松花堂を見学したあと昼食をとる「吉兆・松花堂店」のホームページにも詳しく載っていますので、ご覧ください。
「松花堂」と「松花堂弁当」を堪能いたしましょう!ご参加をお待ちしております!
エクスカーション10「町家体験コース」のご紹介
こんにちは、JIA京都会、大会広報委員の荒川晃嗣です。
私の担当している、エクスカーションの「町家体験コース」について紹介します。
はじめに訪れる杉本家(すぎもとけ)は10月2日の大会式典で基調講演をされる、
杉本秀太郎氏が住んでおられる町家です。
ご家族が住みながら昔の姿を留めている貴重な町家です。
杉本さんのご家族から町家の説明をしていただきます。
基調講演のお話を追体験するように見学していただけることと思います。
杉本家の後にすぐ近くにある秦家(はたけ)を訪れます。
この町家も住みながら昔の姿を留めていています。
ここでは、住んでおられる秦さんに町家の暮らしについて語っていただきます。
観光ガイドには載っていないような貴重なお話が聞けると思います。
お話の後、秦さんの奥様手作りのお昼ごはんをいただきます。
普通のお店では味わえない、京都の家庭料理です。
秦家でお昼ご飯をいただいた後、堀川通まで歩いてタクシーに乗り、
西陣の町家古武に向かいます。
この町家はいろいろなイベントに利用されていて、昔ながらの空間でさまざまな体験ができます。
ここで、本格的な志野流の香道を体験します。嵯峨野「天香堂」の師範をお招きし、
「組香」と呼ばれる、香を聞き当てるセレモニーを体験します。
5月にJIA京都会のメンバーで体験しましたが、大変奥ゆかしく趣のある体験ができました。
なかなか体験できるものではないので、一度体験されることをお勧めします。
下の写真は、5月の体験の時のスナップです。
聞香の成績表です。京都会メンバーの名前が書かれています。
杉本家、秦家、天香堂のHPは下記のとおりです。
杉本家http://www.sugimotoke.or.jp/
秦家http://www.hata-ke.jp/
天香堂http://www.tenkhodou.com/index.html
皆さん、このような体験は普通の京都観光では絶対できませんので、
この機会に是非、このエクスカーションにご参加ください。
私がご案内いたします。
イベントフライヤー続々できています!
こんにちは、京都会 実行委員会 広報委員の後藤直子です。
最近の京都は朝晩はすっかり涼しくなって来ましたが、日中はまだ蒸し暑い日がありますが、時折吹く風は肌に涼しく秋の匂いを感じます。
さて、大会イベントの詳細など大詰めになり、当日皆様にお配りするパンフレットもほぼ確定してきました。
イベントによってはフライヤーを作ってPRしているものもございますので、まとめて一度ご紹介いたします。
★画像をクリックすると大きくなります。
これは大会フライヤーです。大会のテーマ「京」の佇まい・・はんなりと -受け継がれる人と建築-が決まって、最初にできたフライヤーです。テーマにあったイメージ、色、想いをこの1枚で表現しました。京都の碁盤の目がモチーフで、京都の中心部を囲むように流れる賀茂川が時の流れを表現し、古代紫のグラデーションに赤や黄色がはんなり感を出しています。製作の方には何度も何度も手直しをしていただき大変お手数をおかけしたのですが、インパクトもありとてもいいフライヤーになったと自負しています。大会にはこれを大きく引き伸ばして使用する予定です。
これは、大会の初日、第2ホールで行われる始めてのイベント、「京都から世界へ」です。
このイベントは、京都を拠点に活動し、海外でも高い評価の建築家岸和郎氏と茶の湯を通して精神や美意識、空間論までも思考する茶道家木村宗慎氏のトークバトルです。両氏のバックグラウンドとなる建築物を背景に今までにない視点でのトークが繰り広げられます。
→詳しくはイベント詳細
このイベントは3日間にわたって連続で毎日ゲストをかえて行われます。
京数奇屋や京漆喰、京唐紙・・。日本の文化を支える伝統的技能を間近で見ることができる機会はあまりありません。是非ご参加を。1日50名の定員ですので事前にお申し込み下さるとお席の確保ができます。
→詳しくはイベント詳細
■JIA25年賞シンポジウム
→詳しくはイベント詳細
■「BIMの現状と展望」
→詳しくはイベント詳細
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メイン会場を紹介します!京都会館・みやこめっせ
こんにちは、京都会実行委員会の岡田です。
今日は大会が行われるメイン会場をご紹介します。
メインとなる会場は、京都市左京区の「京都会館」と「みやこめっせ」です。会場近隣は平安神宮や、京都市美術館、岡崎公園など緑豊かな岡崎エリアです。
この2会場は、道路を挟んで両サイドに位置します。よって、イベントによっては皆さんに2会場を行き来していただくことになりますが、10月は京都はすがすがしいいい季節ですし、外の空気を吸って気分転換になるのではと思っています。
↑
この写真は東大路通から二条通にはいり、会場へ向かう道です。手前の左側の建物が細身美術館で奥の緑で囲まれているのが、京都会館(左)とみやこめっせ(右)になります。
ずっと行くとまず、右側(南側)の建物の中央に赤いオブジェが見えてきます(目立ちます)。これが「みやこめっせ」です。みやこめっせは京都で一番大きいイベント・展示会場です。地下2階地上3階建です。
入り口は「東側入り口」と「西側入り口」の2箇所あり、どちらも同じです。中央入り口が2箇所ある感じです。
東側の入り口の写真です。
みやこめっせでは、西側入り口から入って頂きますと、まず第2展示場があります。こちらでは、JIA新人賞展示や近畿各地の佇まいなどの展示や、継承されてきた匠の技セミナーなど、最終日の10月4日にはここで「建築と子供たち 子供たちが作る現代鉾」イベントが開催されます。大会ホームページのスケジュールをご参照ください。
みやこめっせのフロアマップです。画像クリックで大きくなります。
↓
次に「京都会館」です。みやこめっせから二条とおりを挟んだ向かい側に位置します。
「京都会館」は、建築家前川國男氏による設計です。アーカイヴス展示では京都会館の図面や模型が展示されます!
***以下京都会館ホームページより***
1960年に開館した京都会館は、戦後、京都に新しい市民文化の創造拠点を作ろうとの意図のもとに、全国に先駆けて建設されました。故前川國男氏の設計による建築物は、日本を代表するモダニズム建築として評価を受けるともに、数多くの国内外のアーティストや市民によるコンサートが開催され、現在に至るまで市民に愛され続けています。2015名収容の第一ホール、939名収容の第二ホール、会議場、および5つの会議室を備え、京都のみならず関西の文化ホールの代表的存在として活用されています。
***
総合受付は京都会館の第2ホールホワイエ(ロビー)になります。会員の方はまずこちら受付を済ませてからイベント等にご参加ください。
一般の客様は受付は必要ありません。ご自由にセミナー・展示をご覧頂きたいと思います。
京都会館は、ホールと会議室があります。第2ホールでは、有名建築家と茶道家のトークイベント「京都から世界へ」や、大会式典、杉本秀太郎氏をお迎えしての基調講演、その後、京都の事業家や建築家などを交えてのパネルディスカッションが行われます。詳しくは、大会スケジュール、イベント情報をご参照ください。
京都会館のフロアマップです。画像クリックで大きくなります。
↓
連日、大会のための打ち合わせや、確認事項でバタバタとしております。漏れはないか、あれはどうしようかなど、ドキドキハラハラなのですが、大会のフライヤーやパンフレット等も整いつつあり、ワクワクしてきています!
会員の皆さん、登録がまだの方はお早めにお願い致します。 ★★大会登録サイトへ★★
一般の皆様、4日間、十分にお楽しみいただけるプログラムでお待ちしております!
#最後まで長文にお付き合い頂きありがとうございました。(礼)
大会登録延長しました!! 9/17日まで
こんにちは、京都会実行委員会の岡田です。
いよいよ大会まであと1ヶ月をきってしまいました。
関係者のみなさんは、準備にお忙しいことと思います。
さて、大会登録の締め切りを延長しまして、9月17日までとしました。
登録がまだのかたは、お早めにどうぞ!!
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