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トークイベント「京都から世界へ」のご紹介
こんにちは、JIA京都会 全国大会広報委員の荒川晃嗣です。
私が担当する、トークイベント「京都から世界へ」-過去から未来を探し出すことーを紹介します。
皆さんは京都という町からどんなイメージを持たれるでしょうか?
恐らく「古都」、「伝統」、「寺の町」、「しきたり」、「保存」など古さを引きずる言葉を
イメージされるのではないでしょうか?
日本の中にあって、一番日本的で古い町ということから、極端な言い方をすると
「世界から一番遠いところ」という風に感じられるかも知れません。
ところがそうではないのです。
実は京都は「世界に一番近いところ」でもあるのです。
意外と思われるかも知れませんが、実はそうなのです。
普通、日本の各地から世界に向けて情報を発信したり、世界から情報を収集したりする場合、
「東京」というフィルターを通してやり取りしていることが多いと思います。
ところが京都では、直接世界に発信したり、世界から知識を集めることが
伝統的に行われて来ましたし、できる環境があると思います。
現に京都では、世界の最先端を走る企業や、世界に例のない特徴を持った企業が
たくさん本社を置いています。そして、大きくなっても本社を東京には移していません。
なぜそうなのか?なぜできるのか?
このトークイベントを聞いていただくと、きっとその答えが見つかると思います。
出演者は、建築家 岸 和郎氏と、茶道家 木村宗慎氏です。
お二人のプロフィールは、このHPのホームのページでトークイベントのフライヤーを
載せていますので、それをご覧ください。
建築家 岸 和郎氏
茶道家 木村宗慎氏
イベントの初めに、両者のバックグラウンドをイメージするスライドを、各自の説明を
聞きながら15分づつ程度見ます。
全く異なった世界の写真を見ることになると思いますが、両者からその象徴として
提示されたのが下の写真です。
ルネサンスの建築家 フィリッポ・ブルネレスキの設計による「孤児養育院」
イタリア・フィレンツェ 撮影 岸 和郎
織田信長の実弟である織田有楽斎が京都に建造した国宝の茶室「如庵(じょあん)」
現在は愛知県犬山市の有楽苑に移築されている 撮影 蛭子 真
これらの異なった写真をぶつけ合うことからトークイベントは始まります。
両者から提示される異なった世界の写真は、それがストレートパンチであったり、
アッパーカットであったりするわけです。時にはボディーブローが入ったり
するかもしれません。さながら「知のボクシング」となりそうです。
おもしろそうでしょう?
皆さま是非、10月1日(木)17:00に京都会館第2ホールにお越しください。
お待ちしております。
posted by JIA京都会 |category ; お知らせ , セミナー・会議・シンポジウム , 「京」のはんなり
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