JIA 日本建築家協会 全国大会京都2009 「京」の佇まい、、はんなりと --受け継がれる人と建築

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京唐紙(きょうからかみ)について

2009年9月16日

こんにちは、JIA京都会実行委員会の岡田良子です。
京唐紙(きょうからかみ)って、みなさん御存じですか?
私は以前、ワークショップで版木を自分で彫って、実際刷ってみたことあります。
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版木を厚く彫りこむのも大変なんですが、きれいに刷るのがまた難しい!
A4サイズの版木を寸分違えずに天地左右に刷り合わせていって、
模様を作り出していくわけですから、伝統技というのは本当に尊敬に値すると、
ワークショップを体験して思いました。

さて、今回の大会ではそんな伝統技の実演を実際にセミナーで
見ることができます。京唐紙(きょうからかみ)もありますよ。
京都ならではの伝統技能をご覧になって、日本の良き文化にふれて
いただけたらと思います。

10/3(土) 継承されてきた匠の技セミナー 京銘木・京漆喰・京瓦・京唐紙・京畳

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つぼつぼ-年代不詳栗梅色下地胡粉キラ入碁笥の形である。
茶方好みの柄同形の引き手があるが、指をかけるという機能と、
遊びの美意識が融けあった、見事な造形。
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細うず-裏千家好み 千家うずと言い習わしている。
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天神唐草-よもぎ漉染 薄墨刷 薄墨で刷ることを月影という。