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子供たちがつくる現代鉾 ワークショップリポート03 宇多野小学校5年生
8月3日、8月5日の2回を終了しました。
宇多野小学校は5年生メンバーで構成されていて、参加者は11名の予定でしたが、3日は女子2名の参加だったため、自己紹介と学校や地域の自慢できる所や特色のある所を挙げてもらいました。
仲良し2人と言う事で、山や小川があり自然環境に恵まれた地域にある事が断片的な言葉で表現されていましたが、参加人数が半数にも満たなかったために、キーワードや鉾の名前などを決めるのをやめて、二人で自由にイメージを書いてもらいました。
宇多野をイメージする言葉として、山、寺、川、坂、竹、花、鳥、虫、桜、ホタル等があがりました。
5日は8名が参加(男子3名、女子5名)して
3日の宇多野をイメージする言葉は、新たに参加したメンバーから出してもらい、項目ごとに分けてキーワードを抽出しました。
地域がら自然でくくれるキーワードが多く、鉾の名前を考える時に「自然鉾」という案が出ましたが、自然と言う言葉は、大きすぎて、もう少し強調したい事を考えようと言う事になり、「桜鉾」、「山鉾」、「鳥鉾」、「坂鉾」、「ホタル鉾」、「虫鉾」、「蝉鉾」、「竹鉾」などの名前が出てきました。
・・・さて、さて、と思い、コメントをしながらそれぞれの名前に何回でも投票できるようにして手を挙げてもらい「竹山鉾」、「鳥鉾」、「山鉾」が残り、話し合いの結果「鳥・山鉾」となりましたが、一人がまだ納得できないようなので、余り急いで決めなくて、仮に「鳥山鉾」と決めて、そのテーマで各自がイメージする鉾を描いて貰いました。
子供たちのイメージする「山」は自然を表わす言葉でもあり、坂もあり、虫もあり、小川もあり、寺もあり、竹もあり宇多野小学校の立地条件そのままなネーミングです。
スケッチでは、四角の平面に絵を描く案が出ると思いきや、意外と「山」を中心に考えた案が出てきています。
これは、多分「土の鉾」模型を持って行ったので影響が出たかな?と思っていますが。
○ 鉾のイメージ
山を中心に作り、小川や竹や坂・寺・虫・鳥などを山につけるような鉾がイメージの中に出来上がりました。(スケッチの写真参照)
今後の日程としては、8月20日ごろまでに模型を作り、9月の早い時期の放課後にその模型を持って、再度話し合い決めて行こうと言う事になりました。
山を構成する素材は土を含めて検討中ですが、山の緑などに「人工芝」ではイヤと言う事などで、自然素材で構成する事になりそうです。
report by 土井正明
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